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振角憲治幹事就任挨拶

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2023~2024年度幹事を務めます振角憲治です。
就任にあたりご挨拶を申し上げます。
私はこの様に人前で話をする事が非常に苦手で、この日が来るのをキドキしてたまりませんでした。つたない挨拶ですが少しお時間をいただきます。
前年度の三宅会長、島田幹事、一年間お疲れさまでした。
前年度は、例会場がサンシャイン青山よりホテル日航姫路に変更となり多大なご尽力をされたと思います。私は今までは何も思わずに例会に参加しておりましたが、テーブルの配置から看板の設置、姫路南ロータリークラブさんとの交渉、日航さんとの打ち合わせなど年度が始まるまでに大変な量のお仕事があったと思います。何気ない事の意味などを気づかせていただきました。細やかな所をお二人で考えられている姿を私も副幹事として1年間お近くで過ごさせていただき、大変勉強になる事ばかりでした。
例えばメインテーブルの並ぶ順番ですが、サンシャイン青山ではメインテーブルから見て右側に演台とマイクありました
ですので、一番右に会長エレクト、その隣にスピーカーが座られていました。そして会長、幹事、副幹事、SAAの順でしたが、こちらに変わった当初はその並びでした。日航ホテルに変わってからは左側に演台とマイクがあります。これまでの並びですと会長エレクトは右端からスピーカーの後ろを通って左側でご来客の紹介をされていました。何かしっくりと来ない。スマートではないと思っておりました中、島田幹事が南ロータリーさんの例会へ行かれた時に並び方が違うのに気づかれ今のような並びに変わりました。

前年度の途中より日本を始め世界を揺るがした新型コロナもインフルエンザ同様の扱いとなりましたが、それまでの2年間ほどは本当にロータリー活動もままならない状況で私自身も子供達をメインとした書道教室をしておりますので行動を自粛して引きこもりの状態でした。当時、リモートでの例会参加が多く、久しぶりに例会へ出て行った時に永岡会長より幹事のお声をかけていただきました。
永岡会長の熱いお気持ちを聞かせいただき、身が引き締まる思いでお返事をさせていただきました。
今年度は姫路西ロータリークラブ創立55周年の年度であるという事もあり、この伝統ある姫路西ロータリークラブの幹事を務める事を大変光栄に思い感謝申し上げますとともに緊張の極みでございます。

私が姫路西ロータリークラブに入会したのは36歳の時でした。
父を病気で亡くし、書家ではない私は会社の方を継承し、書道団体は当時の副理事長が後を継ぎました。
生前に父が西クラブに在籍していた事もあり、三回忌を終えた頃に入会のお誘いをいただきました。
その頃は、帰ってきたところで何も知らない私がロータリークラブに入れる訳がないと母と話をしていたのを今でも覚えています。
何回か先輩方との食事会を経て、関本盛男会員より「まぁ入っとかんかいな、色々と勉強になるぞ」とお声かけをいただき、ある先輩会員より「もぉええやろ」と言われ「あっ、はい」と返事をしました。当時増強委員長だった前田さんがすぐに会社へ来られ入会申込書を書きました。
入会させていただいてからは、姫路の事もロータリーがどんな団体なのかもわからなかったので、昼の例会をはじめ、夜の委員会にも全て参加させていただき、家内には「どんなんか会かわからんから、この一年はとことん参加してみるわ」と伝え夜な夜な出歩きました。
私は体育会系なので、先輩が帰ろかと言われるまで付いて行き、もう退会されていらっしゃいませんが、ある先輩について行って帰ろかといわれたのは朝の4時でした。
そして皆さまに育てていただき、あの頃はまだスリムだった私も次第にサイズアップして行きました。先日開催された地区協議会で数年ぶりに神戸ポートピアホテルに行きましたが、席と席の間がこんなに狭かったかな?私が大きくなったせいかな?と思いました。

コロナが減少してからの地区協議会は盛大に開催されました。
安行ガバナーエレクトの点鐘で始まり、つづいて君が代・奉仕の理想を斉唱して、数名のご挨拶があり丸尾地区研修リーダーのお話があり今年度の安行ガバナーよりRI会長テーマと地区活動方針が発表され午前中のプログラムが終了しました。安行ガバナーは「真心の行動慈愛の奉仕平和に貢献」と行動指針を上げられました。また、地区運営方針では地区目標として
◆私たちの帰路…希望を伝えよう。ロータリー活動のあらゆる方面から
◆会員としての経験を活かそう…経験を活かして協力の機会を見つけ、計画をたてて成果を上げよう
など、10項目を示されました。

午後からは様々な役職の方からお話があり、最後に各部門別分科会が1時間30分あり、私は幹事部門に参加しました。
会長には毎年、会長研修としてペッツと言う研修会がありますが、ここ2年間、幹事にもセッツという幹事研修が開催されていました。
私の時もあると思っていましたところ、私の年度から開催されなくなりましたので初めての研修となりました。
幹事研修開始冒頭より、地区研修リーダーである丸尾パストガバナーから暑ぅ~いお話がありました。
幹事とは。。。幹事の幹は物事の主要部分である。幹事には実務調整能力が必要だ。
と、最初のつかみから始まり、丸尾研修リーダーの巧な話術で和やかに幹事部門が始まりました。
ロータリークラブ幹事の心構えとして
1.使命感を持つこと
クラブの運営やプロジェクトの成功に向けて責任をもって行動する
2.協力すること
メンバー同士が協力しやすいように適切な情報を提供しコミュニケーションを促進
3.柔軟性を持つこと
柔軟な考え方を持ち、変化に対応するために必要な対応を適切に行うことが大切
4.目的意識を持つこと
地域社会や世界中に貢献するという目的に向かいプロジェクトを企画し準備する
5.メンバーの意見を尊重すること
メンバーの意見を尊重し、クラブの意思決定に全員が参加し協力出来るようにする
また、幹事の実務では
・地区研修協議会、地区大会に出席
・前任の幹事からクラブデータを受け取る
・クラブの次期役員や理事会メンバーと密に連絡を取り年間計画を立てる
・My Rotaryアカウントを作る
・クラブ情報と会員情報の変更をMy Rotary及びクラブデータ管理システムで更新
・クラブ請求書を会計に渡す
・クラブ理事会と管理運営委員会のメンバーになる
・例会、理事会、協議会の議事録を記録するなど、15項目の実務業務を教えていただきました。
そのほか色々な話が盛りだくさんで、主にはDEIの事を強調されておりました。
DEIとは
◎多様性(DIVERSTY)
年齢、民族、人種、肌の色、能力、宗教、社会経済的地位、文化、性別、性的指向、性自認への言及にかかわらず、あらゆる背景、経験、アイデンティティをもつ人がいること。
◎公平さ(EQUITY)
参加者が快適かつ生産的な体験をできるよう、さまざまなレベルの支援、機会、リソースを提供する方法について慎重に検討すること。
◎インクルージョン(INCLUSION)
すべての人が歓迎され、尊重され、大切にされる経験を創造すること。
各個人がどのような人で誰を大切に思っているか、信仰や障害の有無、文化や出身国の違いといったことは重要ではなく、重要なのは、地域社会とのつながり 強め、持続的な変化を生み出すために行動しようというような内容を、地区の委員の方から細かくお話をいただきました。
地区協議会が終わって姫路へ戻り、各委員会委員長顔合わせ会を開催しまして、委員長様方と楽しいひと時をすごさせていただき1日が終わりました。
今年度、永岡会長は「学びと気付き」をテーマの一つに考えておられます。
創立55周年を迎え、諸先輩方より昔の話を聞いたりして親睦を図る事からこの姫路西ロータリークラブを理解し、新たな活動に生かして光輝いて行こうとの思いがわかります。
現在決定しております行事は、既にご案内も回っておりますが来週13日(木)に西播第一グループ合同例会が姫路商工会議所2階大ホールで開催されます。9月27日にガバナー公式訪問があります。その公式訪問に先立ち9月13日にガバナー補佐訪問例会があります。例会終了後にガバナー補佐同席のクラブ協議会がありましので、各委員会の委員長様方宜しくお願い申し上げます。
東西合同例会は11月15日(水)です。今年度は東クラブさんのホストとなります。
2024年の5月18日にここ日航ホテルに於いて、創立55周年記念式典・祝賀会があります。
これについては追々、岡田実行委員長よりお知らせがあると思います。皆さま宜しくお願いいたします。
私は父と仕事をした事がありません。
何も分からず、跡を継いだわけですが、西ロータリーの先輩方が親代わりやと支えてくれ、時には叱ってくれます。一番年下だった私にいつもお声をかけてくれる先輩方。
そんなメンバーのいらっしゃるこの姫路西ロータリークラブが 私は大好きです。
若輩の私ですが、この1年間、精一杯クラブ奉仕に努め、永岡会長の添え木となり、各委員長様方と協力し、この創立55周年の年度が輝きながら進むよう尽力させていただきます。
また、私自身も皆さまとたくさんお話をして、共にロータリーを 楽しみたいと思っております。
至らない所も多々あるかもしれませんが、何卒1年間宜しくお願い申し上げます。

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